こんにちは!専業トレーダー犬飼です。
今回は、FXトレードをする上で最も重要な1つとした「大衆心理」についてお話しします。
正直、私がトレーダーになる上で最優先で考えたのが「大衆心理」です。
多くの方はトレード歴が長かろうと短かろうと大衆心理を理解してなく、負ける続けているのが現状です。
その理由は、大衆が今の相場をどう思っているかを考えなていないからです。機関投資家並みに資金があれば別ですが、私たちみたいに小粒は大衆がどう思っているかをしっかり汲み取ることが大切です。目先の利益や結果を求めてトレードをすると利益を伸ばせなかったり大きな損失を被ることになります。
「よく騙しに遭遇する」「後少しで利益が伸ばせそう」「大衆心理とは」
こう思ってる方はこの大衆心理について深く学んでみてください!
しっかり理解ができれば今見ている相場の見え方は大きく変わっていると思います。継続してしっかり身につけていきましょう!
1.大衆心理を理解しよう。
まず、なんで大衆心理がテクニカル分析やファンダメンタルズ分析より大事だと思いますか?それは、為替の価格は私たち大衆の心理によって動いているからです。
分かりやすくいうと、ダブルトップやダブルボトム、三尊逆三尊などの売買をする示唆があると思いますが、このダブルボトムのライン抜けは、買いと売りで持ってた人の損切りで買いが入って上昇します。テクニカルも機械的に示唆してるわけではなく大衆心理によって示唆が生まれるわけです。なので、テクニカル分析も大衆心理ありきで成り立っています。手法やロジックも大切ですが、大衆心理も並行して知ることで手法のレベルやトレードの正確性が一層強化されます。
上昇トレンドの最中で高値更新してます。
ここでみなさんは、なんでここで反転して下落していると考えますか?
この時の相場の心理状況を考えてみましょう。(ストップして考えてください。)
「直近高値が意識されている」「上がりすぎて乖離を埋める」と答える人もいると思います。
高値が意識されているという答えはあながち間違っていません。乖離を埋めるというのも理論上正解でしょう。ただ、今回はこの相場に参加している人たちの心理状態がどうかという問題です。ここで大衆心理を意識できていないとダブルトップだからショートエントリー、高値反発だからというふうにトレードをしているとどこかで騙されて負けてしまいます。
では、私なりのオレンジ丸の回答は、
・逆張りを狙った人たちの新規売り
・直近高値更新で下位を狙った人たちの損切り
・買いでエントリーしてた人たちの利食い
この3つの心理状況が働いて反発しな要因だと考えます。
乖離も条件に入れてもいいのですが、正直どの移動平均線からの乖離なのかは人によって変わってきます。この3つの条件も当たり前ですがみなさんは意識してみていません。無意識の領域にいます。しっかり意識して分析していくと単純なトレードスタイルでも利益を伸ばしていくことはできます。
2.大衆心理を考えると複数のシナリオを構造できる
多くの人は、トレードをする際に
・サポートラインに来たら買い
・レジスタンスラインに来たら売り
と言ったような、1つの根拠、シナリオでトレードしていると思います。
しかし、そのラインは主観的で自分の思い込みのラインだったりして逆の動きをされて時にメンタルがやられ、資金管理ができなくなってきます。
メンタルがやられた時はm自分に都合の良い理由をつけて無理にトレードをしてしまいがちです。
白ラインでレジサポ転換が起き、「サポートラインで買い入れよう」というシナリオがありますが、「白ラインを意識されてるから逆にここを下にブレイクすると一気に下位の損切りと売りの新規が入って急落する」というシナリオも考えることができます。
実際にこの後のチャートはこちらです。
このように、大衆心理が読めるようになると状況に応じての想定が複数仮説が立てられようになりロングで騙されてもショートに切り替えれる能力が付きます。
まとめ
大衆心理の基本的な考え方をお話ししましたが、どうでしょうか?大衆心理を知ることは全ての基礎知識、テクニカル分析の精度を上げるきっかけになります。
相場は結局我々人間の心理がチャートに表示されているだけです。それを理解しないという手はないと思います。
損切りや利確するタイミングがわからないと人は、まず大衆がどこを意識していてどう思っているかを考えて相場と向き合っていきましょう!
心理を読み取ることができればそれは相場だけでなく、日常生活や会社、恋愛でも活用でき自分の全体的なスキルアップにもなりますのでしっかり取り組んでいきましょう!